人の痛みを知り太郎

エッセイ

最も最悪な出来事が起こってから約1年が経つ。
こういう状況になってから(こういう状況というのも具体的に説明する精神力がまだないのですが、、)
年末年始とか、自分の誕生日とか連休だとか元々好きだったものが辛いものに変わった。

楽しい思い出が多ければ多いほど、また色んな人が楽しそうにしていたり活気付いた雰囲気を感じるほど、
自分はそこの外に溢れてしまったんだなと実感して孤独感を感じる。
特に年末年始を乗り越えるのはきつかった。

カウンセリングでその事を話すと、年末年始やイベントが多い時期に気持ちが落ちる人は多いです、と言われた。
自分は今までそう感じる人がいるなんて考えもしなかった。
道ですれ違う人や同じ電車に乗り合わせてる人、もしくは長年の友人でさえ、
それぞれの状況や考えている事なんて他人には分かりようもない。

約1年前、絶望的な気持ちで電車に乗っている時、我慢出来なくて何度か静かに泣いた事があった。
周囲の人もなんか泣いてる人がいるなぁぐらいに思ったかもしれないけど、まさかここまで酷い状況だとは思いもしなかっただろう。

とにかく辛そうにしている人がいたら助けが必要か見守ろうと、そんな心構えをするぐらいしか自分にはできない。
それだけでも心積りしておけば、いざと言う時人の為に動けるんじゃないだろうかと思う。

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コメント

  1. frais より:

    暗いのでブログ限定 とのことでしたが、優しい投稿で、わたしは好きです

  2. 匿名 より:

    ご自身が辛い経験をして、まだ傷が癒えていなのにも関わらず、「心積りをしておけばいざという時に人の為に動ける」
    と考えるしっとりさんは、とても優しい人だなぁと思います。
    しっとりさんがブログを再開して、更新してくれる事で元気を貰ってる人がたくさんいるのを忘れないでくださいね(恩着せがましくてすみません)。

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